むさし丸

関西地方で“とろろいも”と言えば“つくねいも”と言われるほど定番の芋です。粘りが強く、自然薯と並んで食味が良いと言われています。栄養豊富で消化促進作用もあるとされています。

むさし丸1枚目
むさし丸2枚目

特性

 在来種に比べて肥大能力が極高く、多収で秀品率高く、きめ細かな肉質で、すりおろした時の粘りはかなり強く、内部品質の良い品種です。
 栽培方法はやまといも、長いも類とほば同じ。ソフトボール大の芋が地表近くで肥大するので、女性でも掘り取りが楽です。水田などの転作にも適します。

栽培上の注意

芋が肥大する時期(8月中旬〜9月下旬頃)に、肥大を促進する為に水分確保(随時畦間灌水)を行って下さい。逆に、9月下旬以降(肥大期を過ぎた頃)の多灌水は形状が悪くなりますので、排水に努めて下さい。

播き時期

4月中〜下です。切断面が上に向くように植えて下さい。

播種方法

種芋は、220kg/10アールが目安です。全形の種イモは、頂芽を取り除き、30−40gに切り分けます。
陰干しして切断面を乾燥させてから植え付けします。
元気の良い芽を一つ残して、他は全て根元から取り除いて下さい。また、伸びたツルは胡瓜ネット等で誘引して下さい。

植え付け

畝幅120〜150cm、出来るだけ高畝として下さい(可能なら30cm位)株間は、20〜30cmで2条植え、深さ7cm位に植え付けて下さい。株間を広げ過ぎると芋が大きくなりすぎ形が悪くなります。

土壌条件

シルバーマルチ等を使用することで高品質のイモの生産が期待できます。また、土壌水分の保持、肥料の流亡、雑草の抑制等の効果があります。

肥料

N・P・K=各30kg/10アール、緩行性肥料を定植前に植え穴の側に元肥として入れます。全量基肥 側条溝施肥です。

収穫

10月下旬以降、茎葉が完全に枯死した頃が収穫期となります。茎葉に緑が残っている間に収穫したイモは保存性が悪くなりますので注意してください。むかごの発生は少ないです。

料理

山かけは定番です。