森の奏で

夏から秋冬収穫まで、夏越し率が高く、収量がとれる万能型F1一本ネギ

森の奏で

特性

?早太りで、揃い良く歩どまり良好。
●肥大先行型で生育中期からよく太り、短期で歩留りの良い作柄が期待できる●M、L等の単価の高い株に良く揃う●棒ねぎになりづらく、割れ、ばらけが非常に少なく在圃性に優れる。
?コンパクトな草姿で、風に強い。
●黒柄草姿【夏ネギ(黒柄系)×冬ネギ(黒柄草姿合黒系)の組み合わせ】の短葉品種●極濃緑色なので、追肥タイミングが判断しやすい。
?丈夫で栽培容易。
●土壌病害、生理障害に強く、各種茎葉病害に比較的強い。

栽培上の注意

各種茎葉病害に比較的強いですが、防除はお勧めです。病害は、樹勢が衰えで誘発されがちですので、夏越し後、生育再開時には、肥料切れを起こさないよう留意する。

播き時期

冷涼地:1月下旬〜4月播き、9〜12月どり
一般地:11月〜3月下旬播き、7月下旬〜3月どり
暖地:1月〜6月上旬播き、7月下旬〜3月どり

播種方法

発芽には、20℃前後の温度が必要。低温期にはトンネルはハウス育苗します。

植え付け

本葉3枚目が展開し終わり、本葉4枚目展開時(草丈15から20cm前後)が定植適期。
 定植直後の活着をスムーズに促すために、草丈10cm程に葉を切りそろえポットにタップリと潅水しましょう。
条間、株間10から15cm前後に1ポット(5から10株)定植しましょう。この場合、防草、土壌水分保持の目的で9515マルチや3715マルチを用いると株揃いが良くなります。チェーンポット利用時は、畝幅30cmから45cmで十分です。
 機械での中耕を考えている方は60cm程度畝幅を取りましょう。いずれの定植方法でも定植時に粒状殺虫剤を散布しアザミウマ、ハモグリバエ、タネバエ、ネキリムシを防除しましょう。
霜の危険性がある時期は不織布やトンネルを用います。

土壌条件

軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。

肥料

PH6.0から6.5に酸度矯正し、10aあたり窒素:リン酸:カリ=10:10:10kg基肥施肥
 強い降雨の危険性がある季節には雨よけトンネルや防虫トンネルが有効です。施設を利用する場合は、既述の生育適温を維持できるよう遮光資材や換気でコントロールしてください。
 葉が命のネギです。薬剤ローテーションの実施やウィンドスター等の忌避剤を利用しアザミウマやヨトウムシ、べと病やさび病の防除を徹底してください。
草丈45cmの頃、様子を見て10aあたり窒素:リン酸:カリ=6:2:6kg程度追肥。

収穫

最後の土寄せから夏どりで20〜30日、秋どり30〜40日、冬どり40日以上経過したら畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。

料理

焼葱、薬味など一般的などんな調理にも好適。