バンビーノ1枚目

バンビーノ

使いきりサイズの果実が鈴なり 多収で栽培しやすい。

特性

大きくても果長15cmほどのミニズッキーニで、男の子の意味のイタリア語から「バンビーノ」と名付けた。花数が多く、次々と果実が収穫できる。一般的なズッキーニより果実が柔らかく、香り豊かで色も鮮やか。果実を付けた花ズッキーニとしても利用可能。英名はミニズッキーニ。
花付きで楽しみたい場合は、5cmほどで収穫する。草勢はややおとなしいが、節間が詰まり、よりコンパクトな草姿で着果数が多い。収穫本数は一般的なズッキーニの1.5倍。

栽培上の注意

種まき:播種後45日ごろから収穫可能な早生種です。ポリポットに播種し、本葉3から4枚時に株間90cmで定植。一方向に伸ばします。
日の良く当たる肥沃な土壌に植えてください。時期をずらしてタネまきをしておくと長期間収穫を楽しめます。
管理:元肥に堆肥3kg/1m2。収穫開始後は、月に1回程度、蔓先に化成肥料を少量与えます。
初めの2から3花の雌花は摘果しその後、人工授粉で確実に着果させます。
穫り遅れせず、追肥、水やりを欠かさなければ長期間収穫を楽しめます。
果実を大きくさせすぎると草勢が衰え、病害に罹りやすくなります。病虫害:薬剤の説明に従って防除してください。

播き時期

発芽適温は、25℃~30℃。生育適温は18℃~25℃。遅霜の心配がなく、気温が上がってきてからが栽培しやすい。

播種方法

発芽適温は、25℃~30℃。生育適温は18℃~25℃。多くのカボチャと同じように、セルトレイ(72 穴)の対角線上に立てて1粒播きする。こうすると種皮がとれやすく、子葉の展開する方向が一定になり管理しやすい。子葉展開〜本葉出始め頃 10cm ポットに鉢上げする。気温が高くなってからなら、直接ポットに播種してもよい。培土は過湿にならないように管理する。

植え付け

本葉3〜4枚時に株間90cmで定植し、一方向に伸ばします。

土壌条件

日当たりがよく、肥沃で水はけのよい土壌が良い。

肥料

元肥に堆肥3kg/1m2とし、収穫開始後、月に1回程度蔓先に化成肥料を少量与えます。初めの2〜3花の雌花は、摘み取り、その後は人工授粉で確実に着果させます。穫り遅れせず、追肥、水やりを欠かさなければ長期間収穫を楽しめます。

収穫

ハサミで切るか、もぎ取ります。収穫後、収穫節の以下のは2,3枚を残し、古い葉は切除すると、病害の予防になります。

料理

食べきりサイズのズッキーニ。縦にスライスしてグリルなどおすすめ