カレーなインド ナス1枚目
カレーなインド ナス2枚目
カレーなインド ナスの作型カレンダー
作型表を参考に貴地に合わせて栽培してください

カレーなインド ナス

小さな果実が鈴なり。大きさを生かしてまるごとカレーに入れて。

特性

 果重50-60g、長さ8-10cm、鈴なりのように沢山なる可愛いインドナス。家庭菜園でも栽培しやすい。定番のカレー料理を始め、香辛料を効かせたスパイシー料理に。

栽培上の注意

 樹勢判断は、花のめしべの長さを見て判断し、めしべの柱頭がおしべより長い花が多ければ順調、短い花が多ければ、弱まっているので追肥を求めるサインです。次々となるので、収穫のタイミングで少量追肥するくらいの感覚でも良いでしょう。
 特に夏の地温を和らげるため、敷きわらやマルチングが有効です。

播種方法

低温時播種では芽だしに加温が必要。発芽適温25〜35℃(昼夜変温が効果的)。

植え付け

 プランターならば1株。「トマトベリーガーデンおいしく栽培土」のように深く根張りが可能で、水分の安定しているものが良い。
株間は予定する仕立て方により変わり、2本仕立てならば株間45cm前後。3〜4本仕立てならば65cmを目安に120cm前後の畝に1条植えとします。

土壌条件

 水はけ、水持ち、日当たりの良い肥沃な土壌が好ましい。

肥料

 土づくりとして、1平方メートルあたり苦土石灰150〜200g、完熟堆肥を5リットル。元肥の低度化成肥料(N:P:K=8:8:8)を平方メートルあたり150〜180g全層施肥。
 定植後1週間、十分活着したら1回目の追肥として低度化成肥料を40g程度与え中耕します。それ以降は、2週間ごと目安に、化成肥料を平方メートルあたり30〜40g、展開している葉先の下あたりに施し、覆土します。肥料切れと乾燥は、果実の太り、着果の良否に関わるので、追肥と灌水に留意します。

収穫

 1番果は早めに収穫する。分枝する先に花芽がつくので、放任すると葉が込み合ったりなりすぎたりする。主枝を決めたら、弱い側枝は早めに切除し、強い側枝の1番花に着果させ、葉1枚を残して摘芯。収穫時に着果側枝の基部の葉2枚まで切り戻すようにするとなり疲れや強い切戻しで着果節が無い時期を避けることができます。

料理

 小ささを生かしてまるごとナスカレーがおすすめ。