ハクサイ

どんなところで生まれたの?

ハクサイの祖先は北・東ヨーロッパからトルコ高原にかけて自生していたB.campestris L.で、現在のコマツナのような形状であったと思われます。
その後中国へ伝わり、広く栽培され改良を続けていくうちに不結球性、半結球性、結球性といったタイプに別れていきました。現在日本で主に食べられているものは結球性のハクサイです。このため、ハクサイの原産地は中国であるともいえます。

日本にはいつ来たの?

結球性のハクサイが初めて日本に渡ってきたのは1866年と言われています。また、初めて栽培が行われたのは1875年で、種子は清国から導入されました。当時中国からの輸入種子は大変高価だったため、栽培方法だけでなく採種方法も盛んに研究されました

ハクサイにはどんな栄養があるの?

ハクサイにはビタミンCが含まれています。特に緑色の部分に多く含まれています。仲間のキャベツと比較してみますと糖質が少なく、カロリーは若干少なめ。鉄分などミネラル分も含まれています。
最近人気の手のひらサイズのベビー白菜「娃々菜(わわさい)」は普通の白菜と比べて、外側から芯まで葉が軟らかく、水ぽさが少なく、甘味がありサラダでも鍋ものでも使えると用途が広がっています。

ハクサイの人気は?

ハクサイの一人当り年間購入量を調べてみると昭和40年では、7.4Kg(全野菜中トップ)であったのに対し、近年では減少傾向が見られついに3Kgを割りこんでしまいました。これは秋から冬の家庭での漬物用の消費が減ったことに主な原因があると思われます。お隣の韓国でもハクサイ(キムチ)は最近子どもに人気がなく、ハクサイ離れが進んでいるようです。
また、生産農家にとっても、大きく重いハクサイは敬遠されぎみで、また各種植物の病気が広がりつつある中で栽培も難しくなってきており、生産量は年々減少しています。
そんな中、誕生した手のひらサイズのベビー白菜「娃々菜(わわさい)」は、普通の白菜と比べ1/4位の重さなので、農家の方の収穫作業は楽になり、家庭でも1回で食べ切れる量なので、いつでも新鮮でおいしく食べていただけています。

ハクサイの選び方

球の先端まで葉がつまっていて重量感のあるもの・胴がしっかり張っているもの・切り口尻)がみずみずしく新鮮なものが良いハクサイです。また、半分にカットされている場合はカット面が水平で、切り口が黄化、変色していないものが良いハクサイです。

白菜なのになんで黄色?

ハクサイを漢字で『白菜』。文字どおり球の内側の白さが特徴の野菜です。ところが近年、内側の色が黄色のハクサイ(黄芯ハクサイといいます)の人気が出てきています。
スーパーの店頭のラップでくるんだ半切りハクサイや、一夜づけとして販売されているパック詰めのハクサイが黄色をしているのはお気づきのことと思います。野菜としては白色よりも黄色のほうが鮮やかで、栄養が豊富であるように見えるのが主な理由と思われます。新しく登場した頃は味が悪い、あるいは病気に弱い等の指摘もありましたが、改良が進められ高品質な黄芯ハクサイ種子が生産されるようになりました。
トキタ種苗でも娃々菜、舞の海、春陽などおいしいハクサイをラインナップしています。ぜひ栽培してみてください。